2011年08月20日

パリレポ☆ ~バレエ編~


みなさま、さりゅー。サバ?さば?

少し過ごしやすくなりましたねえ。今夜はエアコンをつけずに窓を開けておくだけで、けっこう、涼しいです。
夏が好きな私としては、嬉しい反面ちょっと寂しいような気が;_;

さて、今頃(たらーっ(汗))ですが、パリレポの続きです。
今回はバレエ編!
あーー写真見てたらまた行きたくなってくる・・・・るんるん


***





今回のバレエは、ガルニエが「Les Enfants du paradis(天井桟敷の人々)」、バスティーユが「L'Anatomie de la sensation」。

「天井桟敷の人々」を8日、9日、11日に、「L'Anatomie de la sensation」を9日に見る予定でチケットを取ってました。

しかしーーー。9日の「L'Anatomie de la sensation」の公演は結局キャンセルになってしまうという事態に(T-T)。
なので、実際に現地で見たのは「天井桟敷~」×3回だけでした。くすん。


生で、全幕で見るのははじめての舞台「天井桟敷~」。
オペラ座エトワールのジョゼが振り付けた全幕バレエで、今回、そのジョゼの引退公演でもありました。特別に一夜だけ舞台に立った千秋楽の15日を除いてジョゼ自身がこのバレエを踊ることはなかったんだけど、好きなダンサーさんだったので、ちょっと特別な思いでした。ジョゼで最も印象に残っているのは「ジュエルズ」と「三角帽子」。日本でもまた踊ってくれるといいなぁ。オペラ座では、引退はするものの、2011-2012シーズンもちょこっとオペラ座で踊る予定があるそうです。

さて、「天井桟敷~」はあのマルセル・カルネの映画をモチーフに作られたバレエで、パリの犯罪大通りを舞台に描き出される人間模様の物語。魅力的な美女ガランスと無言劇の役者バティストとの恋愛を中心に、ガランスを巡るラスネール、ルメートル、伯爵という男性たち、バティストに思いを寄せるナタリーなど、まあ、こんなこと云ったら怒られそうですが(汗)ストーリーは昼メロみたいな感じです。
タイトルロールはガランスとバティストなんですが、オイシイのはなんといってもルメートル役。
女性を見ると声をかけずにはいられない色男でありながらも、「いい人」キャラ。
しかも、バレエではこのルメートル役のダンサーさんが幕間に大階段でバレエ「オセロ」を踊り、目立つ♪
最初から最後まで(幕間も含めて)でずっぱりだから体力的にはキツイけど、いい役だと思います。

見ての感想としては、全体的に、よくまとめてはあったけど、バレエとしては少し物足りなくもありました。演劇的な要素が多いせいかなぁ。たとえばプティの「プルースト」を見た時のようないい意味での衝撃はなかったです。もうちょっと独創的な解釈およびバレエシーンを堪能したかった。さらーっと終わってしまった感じ。
それだけにキャストによって好みが分かれるところもあるのですが、ばしっとハマった時は素晴らしかったぁ。私が見た3回のうち、2日目がそれだったんだけど、半分お芝居を見ているような感覚でしたがすっごく惹き込まれました。


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1幕が終わると天井から「オセロ」上演のチラシがバラバラと撒かれ、客席に落ちてきます。
大階段に行くと、そこには女性(デスデモーナ役のダンサーさん)が!
お客さんが集まってくるとバイオリン(もちろん生演奏)が扇情的な旋律を奏で始め、いよいよ「オセロ」の上演が始まります。

今回「天井桟敷~」をパリで見たかった理由は、この「オセロ」をガルニエの大階段で見たかったから。
やっぱりハコがねーーー、それだけできれいだもん。


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初日は2階から覗き込むような感じでみていたので、こんなアングル。
照明もそんなに明るいわけじゃないし、動くしで、スミマセン私のカメラ(と腕)では撮影不可能でした--
男性ダンサー(オセロ役)はルメートル役のダンサーさんが踊るのですが、ルメートルは、この初日に見たマニュネ(写真右)が良かったのよぉ^^
けっこう好きなダンサーさんです。外見もルメートル役にはぴったりだし。若々しくて、踊りも余韻があって、雰囲気も色気を感じさせるし。
オセロ役も素敵でした♪♪
マニュネの他には、怪我で降板しちゃったアレッシオのルメートルも見たかったけど。。涙。


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8日のカーテンコール。
ガランス役をアニエス、バティスト役をステファン・ビュヨン。
下の写真にちょこっと映っている普段着風の男性がジョゼ。


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ガルニエの椅子。


[33]オペラ・バスチーユ.jpg


さて、日は変わって翌9日。
この日はマチネでバスティーユ、ソワレでガルニエ。
バレエオンリーの日と決めていたので、早寝遅起をし、ホテルで遅い朝食をとったあと、のんびりしつつ、バスティーユへ!
しかし~~メトロに乗ろうと駅に行くと、7号線(だったかな)のバスティーユの駅が工事中&1号線も止まってたりして、バスティーユで降りられないことが判明…。1号線の1つ手前の駅で降りて歩くことにしました。パリの町並みを見ながらお散歩するのも、悪くないです。

でも、この日のマチネ、公演があるのかどうかすごくビミョウだったのですよね…。
日本でキャストの発表をWebでウォッチしてたのですが、どうもこの日のキャスティングがない…。かといってキャンセルになった旨のお知らせも見つけられないし。

というわけで当日行って聞いてみよーと思って早めにオペラ・バスティーユに着いたんですが、チケットボックスで聞いたところ、なんと、やはりキャンセルになったとかT-T
悲しい、悲しすぎる~~~。
夜のチケットに換えるか返金のどちらか選べと云われて泣く泣く返金してもらいました。
夜はダメだもん、夜はガルニエで、マチューが踊る日だもん。
ダンサーとしては「L'Anatomie de la sensation」に軒並み粒そろいのダンサーさんが出てたのでかなり迷ったのですが、ひとまず返金にしました。
あーーーー日曜日に公演をしてくれるか、月曜日にマチネがあればっ><

[34]オペラ・バスチーユ.jpg

見れなかった「L'Anatomie de la sensation」のポスターです。くすん。
どんなだったんだろう、好きな感じのバレエだったのかなぁ。


[35]レストラン.jpg

さてバスティーユでランチと買い物をした後、また1駅分歩いてメトロでオペラへ戻りました。
そうそう、オペラ座にレストランができてたんですよーー。全然知らなくて、帰国してから調べたら最近できたみたいです。
今回は入らなかったけど、次回行ってみたいなあ。
でも高そうだった……;_;

この日は夜またバレエだったので、時間もあまりないこともあり、オペラ周辺(主にギャラリーラファイエットとか)をブラブラしてお買い物の日に。
夕方頃いったんホテルに戻り、ツールをテレビで見ながら着替えつつ、再びガルニエへ。
ホテルからオペラ座まで徒歩5分なので、ほんと便利^^

しかし、肝心のカメラを忘れるという失態に、この後気づいたのであった・・・。


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カメラがないことに気づいたのは開演10分前…。
いくらホテルが近いとはいえ、いや、もう取りに帰れないし~~T-T
上の「オセロ」の写真はiPhoneで撮影したのですが、よく考えたら私の携帯には13.2MEGA Pixels のカメラがついていたので、カーテンコールは携帯で撮影してみました。でも使ったことないから明るさの調整をどこでするのか分からずオートで撮影したら舞台が白光り…たらーっ(汗)

この日のルメートル役はカール・パケット。カールは私の中では「近所のおにーちゃん」的な雰囲気のダンサーさんで(ファンの人大変スミマセン)、それはそれでいいしルメートル役も良かったんだけど、「いい人」ぽすぎてもう少し色オトコっぽさが欲すぃ!!
でも、さすが、オセロ役は男前でカッコ良かったですねーー♪ 衣装も素敵だし。
実は、この日は大階段の下で見ていたので出番前の控え中のカールが間近(それこそ数十センチ向こう)にいて、これだけ近くから見るとやっぱり外国人って絵になりますねー。眼福でした^^

バティスト役のマチューは本当にエレガント。なんていうか、この人は立ち方・しぐさ・ふるまいが別格で美しい。踊りはもちろん素晴らしいし。
これはもう、才能以外のなにものでもないんでしょうねえ。
品があり、余韻がありつつも演技&踊りにキレがあるので、見ていても気持ちがいいし。
ルメートルとのオトコの友情も良いしー><
マチューのバティスト役が見れて、それだけでパリまで来た甲斐があったというものですよね。
ガランス役のシアラヴォラも役にぴったりで、素敵でした。


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パレ・ガルニエの有名な緞帳。絵です(笑)


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こちらも有名な天井画。シャガールですね☆


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この日の舞台は映画館で中継があった模様・・・なのでそのお知らせだと思うんだけど、詳しくは読めませんでした><


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いいバレエをみた感動でいっぱいになりながら、大階段を降りて帰路へ。


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終演後に、オペラ座の正面からオペラ大通りをのぞむ。
バレエを見た感動で気分が高揚しているせいもあると思うけど、ようやく暗くなり始めてキラキラするパリの街がもうすっごくきれいで、この時間の光景が私はすごく好きです。


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中継をするためのフランスのテレビ局の車。
後ろがパレ・ガルニエ。

いい舞台を見た後、「よかったなー」という満ち足りた気持ちを味わいながら帰るのって本当にシアワセですよね…ぴかぴか(新しい)


さて、以下は11日(最終日)に見た時に撮影した写真です。
この日はカメラも持っていったし(笑)わりとアップで撮れました。あいかわらずボケボケですが~~たらーっ(汗)


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(いまさらですが)オセロが妻・デスデモーナを手にかけるシーンが踊られています。
あの滑りやすい床で、よく踊れますよねー。
こんなに間近で見れるとは思っていなかったので、本当に感激でした。


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幕間に、ホワイエから外に出れるようになっていたので、写真を撮りました。
オペラ大通り方面です。


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***


実は、この日の前日にダンサーであり偉大な振付家であるローラン・プティさんが亡くなるという悲しい訃報がありました。
信じられなかったです。
プティといえば「アルルの女」「若者と死」が私の中ではダントツで別格の地位を保っており、大好きな大好きな振付家さんでした。
この日は舞台公演前にもルフェーブルさん(たぶん)がプティへの感謝の思いを述べ、フランス語だったので分からなかったけど、客席からは拍手が送られました。

これからも多くのダンサーさんによって作品は受け継がれていくと思います。
それを見続けられたらいいな。
心から、ご冥福をお祈りします。


・・・パリレポ、続くぴかぴか(新しい)

posted by Tim at 23:06| Comment(0) | バレエ♪ | 更新情報をチェックする
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